20181225

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「LAND OF  END」

 

以前描いた「LAND OF BIRTH」と続いてる絵。

BIRTHを描いてる時は連作にしようとは思っていなかったのだけど、描くにつれて一枚では終わらない世界がある、と絵側から訴えがあった気がした。

ENDを描くときは今のテーマでもある(前にも書いたけど)「互い」と「違い」を意識した。

 

 

数ある物語で北欧神話ほど胸に残る話はなかった。全てを読みきった時のあの感覚、今でもラグナロク編を読むと泣いてしまう。不変のネガから輪廻へのポジ…この流れが素晴らしい。登場人物も生き生きとしてて脳の中で容易く実在させることができる。もしかしたら太古にはいたかもしれないな。

 

今回の絵たちも名称は各々違えど木、狼、太陽と月、ツインのドーターなんかは神話に馴染み深い。絵を語るのは苦手だしそんな説明深いのも盛り込んでないので書かないけど私はどこまでも物語と一緒にいられるなって改めて思った。

 

抽象画は来世に描けたらいいな

 

 

20181222

 

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「LAND OF BIRTH」

 

とある劇団員さんへ誕生日プレゼントとして、描いた絵。友人の繋がりで知り合い、私の絵を良く思って下さってるようで素直に嬉しい。

 

私は人からの絵の評価が未だに分からなくて、

良いと言われても「そうかなあ?」と思うし、

否定されても「この人とは相容れないんだな」と高い壁を作ってしまう。

私は私自身に対してあらゆる面において低評価だけれど、「でもこんないびつで至らない絵でもずっと描いていこう」って思える。それが描き手 特殊の愛、だと思う。たまに憎悪や悲しみにもなるけれど。

 

私は物語や過去の絵から題材を引用することが多い。

北欧神話、中世頃の星に纏わる絵、知識、造語とかなど。

 

それを覆って、ドーターたちがいて初めて絵になる。世界を創造することができるのはとても良い。結構気に入ってる。

 

最近は「互い」と「違い」がテーマ

 

 

もっと色んな絵を描ける気がする。

技術はつけない。純粋にたのしみたい。

 

 

 

 

20181217

 

人は一体どうやってストレスや苛立ちを解消させてるんだろう。

お酒、タバコ、手っ取り早い人間関係、スポーツ…パッと思いつくのはこの辺り。  

 

私はどれもしない。酒もタバコも逆に気分が悪くなるし、人間と関わるのはかなり苦手だし、好きなスポーツは気軽にできるものではない。

でも心が苦しくてたまらないのには変わりない。そう言う時、1番楽な方法が自傷行為だった。親兄弟に貶されてやめろと言われてもこれ以外に救われる方法がない。

かまってちゃんと思われるかもしれないけど違う。人に迷惑をかけない且つ、痛みによってその渦から抜け出せるから自傷をしている。私は人に世話になったり迷惑をかけたくない一心で生きている。だから今日みたいに仕事が終わらないと死にたくてたまらなくて、切ってしまう。

とても脆弱な存在だと思う。儚さのない、醜いだけの存在。アンダーグラウンドでしか息ができない。そんな人間もたくさんいる。

 

おまけに摂食障害ももたらされているので

圧迫感、他人の視線、未達成に対する失望とか色々脳や身体をのたうち回って どの精神状態が安定しているのかもう分からない。

 

そう言うあらゆるものを描くことによってやわらげてるのかな、とも思ったんだけど多分違う。

絵はメメントモリ。明るくて冷たい世界があるだけ。どんなに心苦しくても絵にはそんなの関係ない。絵に私を委託することはできない。汚れてしまう。自分が日常から切り離された存在になった時だけ描いていける。そんな気がする。