20181225

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「LAND OF  END」

 

以前描いた「LAND OF BIRTH」と続いてる絵。

BIRTHを描いてる時は連作にしようとは思っていなかったのだけど、描くにつれて一枚では終わらない世界がある、と絵側から訴えがあった気がした。

ENDを描くときは今のテーマでもある(前にも書いたけど)「互い」と「違い」を意識した。

 

 

数ある物語で北欧神話ほど胸に残る話はなかった。全てを読みきった時のあの感覚、今でもラグナロク編を読むと泣いてしまう。不変のネガから輪廻へのポジ…この流れが素晴らしい。登場人物も生き生きとしてて脳の中で容易く実在させることができる。もしかしたら太古にはいたかもしれないな。

 

今回の絵たちも名称は各々違えど木、狼、太陽と月、ツインのドーターなんかは神話に馴染み深い。絵を語るのは苦手だしそんな説明深いのも盛り込んでないので書かないけど私はどこまでも物語と一緒にいられるなって改めて思った。

 

抽象画は来世に描けたらいいな